レキソタンの血中濃度最大時間や半減期・持続時間について

レキソタンの半減期はどのくらい?持続時間はどの程度あるの?

レキソタンの半減期、および持続時間についてですが、以下の通りとなっています。

 

血中濃度最大時間 半減期
約1時間 12時間~20時間

 

まず血中濃度最大時間についてですが、約1時間となっています。つまり、レキソタンを服用してから1時間程度で効果が最大になるということです。1時間というのは抗不安薬・睡眠薬の中では比較的短いほうなので、頓服として使用されることも多いのはこのためです。

 

半減期については、12~20時間程度となっています。血中濃度最大時間の短さの割に、半減期は比較的長いです。

 

睡眠導入剤にもさまざまな種類があり、単に寝入りばなに寝付きをよくすることだけが目的の、持続時間が極端に短いものは、超短時間作用型などとしてカテゴライズされています。そのいっぽうで、持続時間が軽く50時間を超えてしまうような強力なものもあり、こちらは長時間作用型として分類されています。かんじんのレキソタンですが、半減期が20時間程度というのは、ちょうど数ある睡眠導入剤のなかでも真ん中にあたることから、中間作用型というカテゴリーになっています。

 

持続時間はどの程度?

レキソタンの半減期は個人差がありますが、おおむね12~20時間程度となります。そのため、持続時間も半減期同じくらいと考えてさしつかえないでしょう。服用してから半日~1日程度で体内のレキソタン血中濃度は半分程度になるため、効果に関してはかなり薄くなってきます。

 

ただ、敏感な人なら2~3日効果が持続することも考えられます。半減期が20時間とすると、血中濃度が1/4になるのは40時間後となります。敏感な人なら1/4の血中濃度があっても効果を実感する可能性があります。

 

とはいえ、3日以上経過すると血中濃度は1/8以下になるため、ほとんど効果はなくなっていると考えていいでしょう。そのため、少なくとも3日を経過するとほとんどの人の持続時間は終了していると言えます。

 

大事なイベントがあるときはどうする?

持続時間を気にするということは、もしかしたら「一週間後の重要な試験までには効果がなくなっているようにしたい」といった事情があるかもしれませんね。

 

そういう場合は、前もってレキソタンを飲むことをいったん中止して、レキソタンの成分が体の外に追い出されるのを待ったほうがよいといえます。何日前から服用をやめればよいかについては、半減期が20時間ということを考えると、最低でも1日以上は空けておいたほうが適切ということになります。これも個人差というものがありますので、ある程度は余裕をもって対応するのがよいでしょう。

 

肝障害・腎障害があるケースの血中濃度に注意

 

医薬品を服用すると、その直後から血中濃度はどんどん上がっていきますが、血中濃度最大時間を過ぎると濃度は下がっていきます。これは、肝臓や腎臓が代謝・排泄のために働いているからです。もし代謝・排泄機能がないと、医薬成分は体のなかにずっと残ってしまい、副作用が持続するなどいろいろなトラブルが考えられます。

 

レキソタンに関しても、

 

慎重投与:肝障害又は腎障害のある患者

 

添付文書で↑のような記述があります。これはつまり、肝障害・腎障害があって臓器が弱っている場合、レキソタンの代謝・排泄が遅くなってしまい、効果が強く出過ぎたり、長時間効果が続くといったリスクがあるからです。

 

自分の肝臓・腎臓の状態は、案外わからないものです。もし健康診断などで数値が高いなどのアドバイスを受けたなら、レキソタンを服用してもいいかどうかは確認しておいたほうがいいでしょう。